「年齢とともに肩が上がらなくなってきた」、「膝が痛くて階段の昇り降りも一苦労…」と訴える人は少なくありません。年齢を重ねれば、それだけ特定の負担が重なっていきますし、軟骨が磨り減る、骨が弱くなる、筋肉量が減って関節の負担が少なくなるといった事情もあり、膝、肩関節の痛みが生じやすくなります。
また、テーピングは野球やテニス、柔道、バスケット、バレーボールなどのスポーツで酷使する肩や足首などにも有効です。
ひで鍼灸整骨院では、様々な理由で痛む体の部位に適正なテーピング治療を施すことで、改善に向けてサポート致します。
打撲や突き指などでのテーピング固定もありますが、加齢による親指の変形のテーピングのご依頼も多くございます。指の痛み、指の変形でお困りの場合もお気軽にご相談ください。
主な症状:肩こり、四十肩、五十肩
肩のテーピングは四十肩、五十肩・スポーツ肩・肩痛の改善を促進します。テーピングを四十肩・肩痛に罹患している筋肉や肩関節に施すことで、痛みの緩和、血行促進、骨格矯正、筋肉を動かしやすくする、といった作用が期待できます。
主な症状:突き指、腱鞘炎、捻挫
転倒した際、手を甲側にそらせた状態で手を地面や床などにつくと捻挫を起こすことがあります。手首へのテーピングは、手関節の背屈を制限することがポイントとなります。
主な症状:捻挫、疲労
足首の捻挫の際のテーピング処置は再発を予防し、歩く不安を解消するために効果を発揮します。
足が疲れてくると、足の裏のクッションが機能しなくなり、足の裏が痛くなることがあります。そのような時にテーピングをすると、痛みや疲れを緩和することができます。
主な症状:膝痛、肉離れ
テープをクロスに貼っていく際は下から上・左右交互に圧迫します。肉離れを起こした箇所を中心にクロスするよう巻くのがポイントです。いきなり大きな負荷をかけずに、少しずつ筋肉を強くしていくことが早期回復に重要です。その間、アキレス腱のストレッチでふくらはぎの柔軟性を高めるケアも行ったりします。
肉離れの治療には通常、軽度で2週間程度、中度で1~2ヶ月程度、重度で3ヶ月以上が必要になります。
主な症状:膝の痛み、関節痛
足膝のテーピングは軟骨が磨り減る、骨が弱くなる、筋肉量が減って関節の負担が少なくなるといった事情もあり、膝の痛みが生じやすくなります。
最も気を使うのは、膝蓋骨(お皿)を良い位置に安定させることです。これができれば、歩行はとても楽になります。
~ 2018年12月の健康アドバイスから ~
冬になり寒くなってきましたが、お身体は大丈夫でしょうか。
今回は今流行りのマラソンやランニング、又ジョギングなどに良いテープ治療を紹介します。簡単なので患者さん自身でも貼れると思います。
これらは三点テープと言いまして、私が長年の経験で考えたテーピング療法です。
理論はあくまで私の考えではありますが、テープを貼ることによって神経的要素では触覚、圧覚センサーより神経反射による筋肉の弛緩、及び血流量増加、物理的要素では、皮膚より皮下組織の癒着の分離です。
皮膚以下の軟部組織(脂肪、筋肉)との間の滑りを良くすることにより関節や筋肉の動きを良くします。あくまでも、筋膜及び筋肉へのアプローチは目的ではありません。
さてランニング時の呼吸器と上腕の動きを良くする三点テープの貼り方ですが、
胸と腕の境目、ツボで言うと中府、筋肉では大胸筋の腕より、この部分に縦又は横に三点テープを貼るだけです。
縦と横どちらの方が良いのか?
それは指三本(人差し指、中指、薬指)で胸と腕の境目に縦又は横に軽く当て腕を後ろに振るだけ、その時に伸びやすい方を貼ります。
上の写真みたいに貼ってください。このツボは呼吸を楽にするツボでもありますので喘息の人にも有効だと思われます。テープが手に入らないと思うのですが、ひで鍼灸整骨院で独自で作っていますがテーピングテープを切ってもらったら良いと思います。
又は、絆創膏でも代用できると思います。
一度、長距離走る方、マラソン大会などに参加される方は試してみてはどうでしょうか。
ランニングでの膝痛・治療の例
山科区音羽より、40代男性の方が膝の痛みでご来院。ここ半年でランニングを始め、週1.2回ペースで5km以上を走っているとのこと。左足の膝外側下部に痛みが生じ、1週間経過すると痛みは軽減、しかしまた走り出すと再発を繰り返す、というものでした。これは膝関節の疾患に似ていますが腸脛(ちょうけい)靭帯の脛骨付着部の炎症と判断、鍼灸治療を行いました。鍼灸治療は腰部~下半身にかけて1時間程行い、最後にテーピングをし、終了。テーピングは次回のご来院まで(2~3日間)剥がさずに過ごしていただき、計3回の来院にて痛みも消失し終了致しました。鍼灸治療・テーピングとの併用で早期回復が見込めました。
2022年9月
ランニング、ウォーキングなどスポーツ障害は鍼灸治療とテーピングも併用して治療しています。お困りの場合はお気軽にご相談ください。
お灸とテーピングでの治療の例
50代男性、建設業に携わる方が左親指の痛みでご来院。
2週間前にキャンプで痛め、仕事柄、腕も指も使うので痛みが少しずつ悪化してきたものと思われます。今までも何度か同様の親指の傷みがあり、炎症が見受けられましたのでアイシングと電気治療、前腕部のマッサージを中心に治療を行いました。
その後、指の固定をテーピングで行い、2日に1度のペースでご来院。
1週間テーピングで固定し、痛みはほぼ消失致しました。
2021年10月
当院では打撲や突き指などでのテーピング固定もありますが、
高齢者の加齢による親指の変形のテーピングのご依頼も多くございます。
お困りの場合はお気軽にご相談ください。