◆当日の受付は停止(ご予約はできる限り前日までにお済ませください)
◆ 075-595-3110 までお気軽にお電話ください。
2025年より鍼灸治療の一部保険取扱をしておりましたが
鍼灸治療は自費のみとさせていただいております(柔整治療は今まで通り保険適用)。
よろしくお願い申し上げます。
全ての患者様に対して31年の実績のある
院長自らが対応させて頂いています。
当院の鍼灸施術は、経絡による全身治療を特徴とします。鍼灸院と整骨院を併設しており、症状に適した治療法を選択します。女性特有の症状でお困りの方に対しては女性スタッフもおりますので安心してご来院・ご相談ください。山科の地で皆様に愛されて31年になります。
施術治療の際、予めご予約いただくと確実に時間の確保をいたします。
私は鍼・灸を治療という概念のみで捉えてはいません。
病院に行かない体を作る、その為には治療以上に予防が重要と考えております。
所謂、予防的継続鍼灸と言う考え方で、それは健康維持のトレーニングみたいな考え方です。例えば、筋肉トレーニングや散歩、サプリメント、ヨガ、マインドフルネス、瞑想、水泳など、全て継続していき、続ける事が大切です。
結論を言えば、それはいつまで続けるのですか? …応えは「死ぬまで」です。
肩こりや腰痛で治療で来院されていた患者さんが症状が無くなると
「鍼・灸をいつまで続けたらいいですか?」と質問されますが、患者さんがいつも心身の状態を良くしたければ、鍼灸を続ければ良いとお答えしています。
■ホメオスタシス(恒常性)
生物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のことです。
「人間はホメオスタシス(生体恒常性)があり、良いホメオシスの状態(健康)の時と悪いホメオスタシス(病気)の時があり、悪いホメオスタシスの時は、繰り返し繰り返し鍼灸をしないと悪い方向へと元に戻ってしまいます。これは精神的にも肉体的にもです。
今までの治療という考え方とは違うトレーニング、習慣と捉え「Hari.Quー」(予防的継続鍼灸)を行なって体を良い状態に安定キープさせましょう。
■ホルミシス療法
「すべての物質は、少量であれば刺激し、適量であれば抑制し、多量であれば殺傷する」の考え方を取り入れた考えで小さな刺激で健康促進し「Hari.Quー」(予防的継続鍼灸)では治療の時よりも弱い鍼の刺激を行なって体が良い状態をキープ維持していきます。
■ヘッブの法則
神経伝達の接合部であるシナプスにおいて、シナプス前ニューロンの繰り返し発火によってシナプス後ニューロンに発火が起こると、そのシナプスの伝達効率が増強されます。
また逆に発火が長期間起こらないと、そのシナプスの伝達効率は減退する、というものです。この法則により繰り返し、繰り返し、良い伝達物質を増強し、
「Hari.Quー」(予防的継続鍼灸)では繰り返し鍼灸を行なって体が良い状態をキープします。
■ルーティン
体調はその日によって違いますし、場所や環境によってもいつも通りの心体でいる事は難しくなります。「Hari.Quー」(予防的継続鍼灸)をルーティンにして定期的に自分の心体をリフレッシュして安定、保護しましょう!
当院はこのような「Hari.Quー」(予防的継続鍼灸)の考えのもと、患者様に適切な助言と鍼灸治療に取組みしています。
▼患者様のお声(肩こりと痔)を更新しました。 2024年8月更新
顔の強張り・シワ(30代 男性) | 肩こりと痔(50代 男性)
耳鳴り(70代 女性) | 身体メンテナンス(50代 男性)
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★患者様に安心してご来院いただくために… 2025年 6月現在
自費治療との混合治療の患者様は、一週間に1、2回通える方にお勧めします。 |
【2025.5.30】
・腰痛対策の新習慣 運動+ツボ押し(健康アドバイス)を更新しました。
■予め「ご予約」いただく事でお時間通りに時間を確保いたします。
【2022年 10月】 ・耳鳴り・めまいでお困りの方へ 耳鳴りと鍼灸ページのご案内です。 【2022年 8月】 |
鍼は身体に刺すだけでも効果があります。 2025年 6月
鍼は身体に刺すだけでも効果があります。
医学的な研究により、鍼治療には以下のような作用があることが証明されています。
1. 鎮痛作用(痛みの緩和)
最も科学的に証明されている鍼の効果のひとつです。
●鍼を刺すことで内因性オピオイド(エンドルフィンなど)が放出され、痛みを抑えることが確認されています。
●特定のツボでなくても、皮膚や筋膜、筋肉への刺激そのもので効果が出ることがあります。
※これは「sham acupuncture(偽鍼)と比較した実験」でも、ツボを外してもある程度の鎮痛効果が出たことで証明されています。
2. 血流改善
●鍼の刺激により、局所の血管が拡張して血流が促進され、皮膚温や筋肉内の血流量が上昇することが確認されています。
●特に、筋肉の硬くなった部分や「トリガーポイント」と呼ばれる痛みの原因となる部位に刺すと、より高い効果が期待できます。
3. 自律神経の調整
●鍼は交感神経の活動を抑制し、リラックス効果をもたらすことが脳波や心拍変動(HRV)などで確認されています。
●刺す場所がツボに限定されなくても、リラックスしたり眠くなるような反応が生じることがあります。
4. 筋肉の緊張緩和
●鍼を筋肉に直接刺すことで、筋スパズム(過剰な筋収縮)を解除し、筋肉の緊張をゆるめる効果があるとされています。この作用は、「筋筋膜性疼痛症候群(MPS)」など、筋肉由来の痛みを対象とした治療にも応用されています。
リラックスしたい、身体全体をゆるめたい、自律神経のバランスを整えたい、ぐっすり眠りたい…鍼灸にはこうした目的に対しても効果が期待できます。
心身の調子を整える手段のひとつとして、ぜひ鍼灸を上手に活用していただければと思います。